育てる
おいしい鶏づくりは、親鶏の雛を検疫し大切に育てることから始まります。
種鶏場も、孵化場も、農場も、ヨコオはすべてに目を配っています。
種鶏場
豊かな自然に囲まれた佐賀県北部に「富士種鶏場」「犬走種鶏場」はあります。親鶏が雛のうちは、バラつきのない丈夫な鶏に育てる育成管理を行い、大きくなったら親鶏の鶏舎に移します。ここでは、自然な形で雌は産卵をします。これが将来ヨコオのチキンになる卵。集卵し、大きさなどで選別した種卵を、孵化場へ送ります。
孵化場
佐賀県鳥栖市にある孵化場。新鮮な外気をフィルターを通して浄化し、温度と湿度を一定にした上で取り入れるなど、“自然”と“衛生”のバランスが徹底された環境で孵化させます。活力のある雛を選別し、保管室へ。それまでに使用した作業場、機械、備品は、丁寧に洗浄します。雛は、専用の空調設備が整った特殊なトラックで、専用農場へと運ばれます。
直営農場
直営農場は、鶏の飼育の専門家、ヨコオファームが運営しています。中心となる農場は、玖珠農場(大分県)、山浦農場(大分県)、川有治農場(佐賀県)、小長井農場(長崎県)。最新の設備が整っているシステム農場でも、生き物と自然が相手なので、毎日の見回りは欠かせません。鶏の様子に異常はないか、飼料や水がきちんと補給されているか、きれいな空気が鶏舎内にいきわたっているか、暑さ寒さはどうかなど、機械と熟練した人間の五感で、丁寧に育てています。
有限会社ヨコオファームの詳細はこちら契約農場
ヨコオと長年のお付き合いのある契約農家で、中には2代、3代にわたるところも。勉強会にも熱心に参加するまじめな方ばかりです。よく耳にするのは「鶏を育てるのは子育てと一緒。愛情たっぷりに育てよる」という言葉。ヨコオの畜産部が各農家を担当し、家族同然のお付き合いで、ヨコオは基本的な指導はもちろん、自然災害のときには率先して救援活動をし、温かい絆を深めています。